おもちゃメーカーの戦略に嵌るバカ親達。 セガ編昔は、漫画にしろ、玩具にしろ、アニメにしろ、そこには“純真さ”“良心”が満ちあふれていた。
ところが、最近の子供たちが手にする遊び道具は、ゲームをはじめとして、非常に機械的であり、なおかつ扇情的で刺激的なものが目立つ。
例えば、「ムシキング」
ゲームの内容は、お金を入れると1枚カブトムシや技のカードが出てきて、そのカードをスキャンさせて、コンピューターのカブトムシと戦わせる。
戦い方は、ジャンケンの要領で「グー」「チョキ」「パー」のボタンを押して、どちらかの体力が無くなるまでジャンケンが続く。
戦いに勝つと、その繰り返しで、どんどん強い敵が出てくるシステムになっている。
スキャンさせてボタンを押すだけで、「ジャンケン」という幼児でも直感的に理解できるシステム。
ポケモンのように多少ストーリーがあったり、アイテムがあったりすると、小学生より下の幼児は1人では把握出来ないだろう。
子供にしてみればよレアなカードをもつことで優越感に浸り、友達に自慢することで喜びを得るという目的があるのだろう。
そして、レアカードは子供たちの間で売買の対象になっている。
まだ、算数の計算が満足にできない子供の間でさえも、「このカードはレアカードで、△△にもっていけば、〇〇円で買ってくれるよ」
といった会話が頻繁に取り交わされているのである。ネット上でもトレーディングは、盛り上がっている。
その金額も決して半端なものではない。メンコを売り買いする感覚とはレベルが違うのである。
また、トレードをしない子供達は、親に強請り倒して、レアカードを手に入れるしか方法がない。
我がままな子供を作り上げようとしているのだろうか?
そんな子供に、世界の貧困を教えても、本当の意味で認識することが出来るのであろうか?
親は、子供が理解し認識するしないは別として、言った事で責任を果たしたと勘違いしてるのであろうか?
教えると言うのは、本人がちゃんと理解する事だよ このような現実があることを知っていて、親達は「ムシキングカード」を買い与えてるのだろうか?
私は、「ムシキング」は否定しない。だが、悪影響のみを及ぼす大人達は否定する。
例えば、これを機に昆虫図鑑でも買って理科好きになる可能性があるかもしれない。
図鑑の中での昆虫の大きさを、実際にものさしを使って認識することで、小学校低学年で習う「長さ調べ」の単元が
理解しやすくなるかもしれない。実体験でモノを計る経験をした子供は、理解しやすい。
また、世界の昆虫に興味を持ったなら、その国・地域の特徴に興味を持たせることで、地理的興味も持たせ、
さらに世界情勢まで考える機会になるかもしれない。
玩具でも、大人が明確な意図を持って与えれば、将来の特定の科目嫌いを防げる可能性があるのです。
ってか、そういうこと考えてる親って、どれくらいいるのかね?ps:女の子に道を尋ねると無視される俺は ムシキングでつか?
ムシキング好きな方は、
ココもおもしろいかも。