現在、少子化により、塾業界は生き残りを掛けてあの手この手で金儲けを企んでいます。
数年前より「個別指導」「個別教育」と言う名のスタイルが注目され教室数も増えてきています。
学校のクラスのように集団で習うよりも、子供にあったスタイルや進度で勉強が教えてもらえると言う
ところが受けているよです。
曜日・時間帯が選べる。一人一人にあったカリキュラム。先生を指名できる。等など。
家庭教師と集合塾の融合みたいな感じでしょうか?
まず、個別の塾は、その殆どが大学生の講師で成り立っています。
利益対効果の経営的な問題から、社員は一人、多くて二人の所が大半です。
集団塾と比べて、授業料そのものは高いですが、経営的な視点から見ると、人件費が高くつく弊害があるからです。
一人で、何十人教えるのと、2人しか教えられないのでは、人件費が大幅に違ってきます。
そして、社員=塾長は、その殆どが教育関連の人ではなく、営業出身の転職者です。
塾は、営利企業なので、子供の為に何かを考える社員ではなく、どれだけ親と子を集客し、入塾させるかの手腕が必要な為です。
嘘だと思われるなら、求人広告をみて御覧なさい。営業出身者歓迎と書かれています。
まぁ、それはいいでしょう。しかし、講師がほぼ大学生で賄われているという事は、
昨年末、京都で起った「塾で子供めった刺し」事件の可能性が極めて高くなるという事です。
週休2日制で、週六日開いている個別塾は、社員不在の日もあるという事です。
極めて危険だとは、思われませんか?各生徒にあったオーダーメイド的なカリキュラムを謳ってるのは、ヒントだよ。
一人一人に合わせるという事は、マニュアルが存在しない事を意味する。
なら、各大学生講師が、その個人の力量で指導するしかないって事だ。
先生によって、当たり外れがあるってことは、塾のブランドに関わらず一定のサービスは望むべきもない。
マクドナルドのようには、いかないって事だ。
パチンコのような席によって、勝つか負けるか決まるような運次第って事だな。
誕生日の数字の組み合わせで、馬券買うようなもんだな。
費用対効果が悪すぎる。もうちょっと大切に使うべくだな。
子供が行きたいと言ったから通わした。ちゃんと調べていないのは、効果を期待してないからだ。
子供の自主性を大切にした。
とか言ってるバカ親。金をトブに捨てるんなら、恵まれない人に募金でもした方がいい。
確実に、その日を生き延びる人がいるから。
平和な飽食の日本で、こんな事言ってもピンとこないか?