TVゲームの功と罪
私は、ゲームと言うものについての規制は反対と考えている。
TVゲームそのものには、功と罪共にあると思っている。
このような一般的なモノについては、完全にイイモノとか悪いモノとかの二元論は、的を得ていない。
子供に特定すると、ゲームを悪い方向に作用させているのは大人である。
なぜなら、子供に買い与えるのは親だろう?祖父母であろう?自分で買うといっても、おこずかいだろうよ?
ゲームの功罪がこれ程、取り座さされているのに、
子供の機嫌取りや静かにさせるために親の勝手で与えるバカ。
おまけに親の都合で遊ぶ時間も長くなったり、短くなったりする。いっしょにゲームに興じる親もいるだろう。
そして、ある時はほっとき、ある時は「いい加減にしなさい」と怒る。
子供はどっちがほんとかと戸惑う。
子供は、大人とは違い自己規制能力が未発達で弱いのです。
ゆえに、ゲームを辞めることが出来ず、ハマリまくる。結果的に身体への悪影響を与える。
本来なら自己規制能力の弱い子供を規制するのは、親、社会の役割です。しかし現実に、これが出来ない親が増えているんでない。
社会としても、「ゲームは何分に一度休憩すれば問題ない」などの明確な定義付けは行われていません。
悪影響というものは、必然的に生じるものと分かっているのに。
『親の約7割が「子供にゲームをさせたくない」と考えていることが、
ゲーム業界団体「コンピュータエンターテインメント協会」(CESA)の調査で分かった。
子供へゲームをさせる不安点について、9割の親は目の疲れなど身体への影響を、
6割が「暴力的になる」など精神への影響を挙げた。』
その7割の中に、サンタさんからのプレゼントとか言ってゲームやソフト買い与えているバカ親がいるんだろうな!!
もうね、アフォかとバカかと。
TVゲームの功罪は親の与え方、やらせ方で決まると思う。
親の多くは、「すべて野放しで、まるで子供の教育には一切関心がない」「親は子供の言うままに何でも買い与える」という姿勢が見える。
無節操な企業の商業主義、子供に対する親の過保護放任主義、そして無策な教育行政が日本の子供を駄目にする、というスキーム。
少しは、本気で考えた方がいいんじゃねぇ?