私は離島を含めて沖縄を4回目であるが、沖縄平和記念公園には行った時がない。
今回は、是非、沖縄県平和祈念資料館に行きたいと考えていますた。
20数万人の命を奪った沖縄戦。日本における唯一の地上戦であり,太平洋戦争で最大規模の戦闘であった.
そんな歴史を伝えるのが平和祈念資料館である.
沖縄平和祈念堂。沖縄県民はじめ全国民の平和願望、戦没者追悼の象徴として建設された。堂内には、
平和祈念像が安置されている。
聞いた話なのだが、この施設は観光客が、他の観光地に比べて少ないらしい。
何故なら、お土産屋さんがないからである。ツーリスト会社は、お土産屋からのバックマージンがある。
ゆえに、簡単な伝統産業を見世物にしつつ、その実、お土産センターみたいな所を観光ルートに組み込むらしい。
実際、私が行った時にも、修学旅行生や観光のバスは来ているのは来ていたが、
その台数は、相対的に極めて少ないものであった。
そして、いやいや連れてこられた学生達がウダウダとしゃべりながら、早足に歩いてるものと思っていた。
しかし、ここで一つの希望の光を目撃することになる。
何人かのグループが、憲法9条を熱く語り合いながら見学しているのである。
茶髪にピアスの若造が、沖縄戦のVTRを真剣に見ているのである。
もっとも全員の学生がそうと言う訳でもない。
友達同士で、しゃべりながら早足で歩いているだけの学生もいた。
しかし、真剣な生徒も多かったのは事実である。戦争の傷跡で、希望の光をみた気がした。
それに対して、大人というかおっさん、おばはんのなんとバカでアフォな事か。
資料館で歩きながら携帯で話してるおっさん。
みんなが、注視してるVTRコーナーで、大きな声で携帯で話してるおばはん!!
おまえら、アホかとバカかと。何のためにここに来たんだと。
子供達の恥ずかしくないんかと。小一時間問い詰めてやりたかった!!
沖縄戦の実相にふれるたびに戦争というものは
これほど残忍で これほど汚辱にまみれたものはないと思うのです
この なまなましい体験の前ではいかなる人でも
戦争を肯定し美化することは できないはずです
戦争をおこすのは たしかに 人間です
しかし それ以上に戦争を許さない努力のできるのも
私たち 人間 ではないでしょうか
戦争このかた 私たちはあらゆる戦争を憎み
平和な島を建設せねば と思いつづけてきました
これがあまりにも大きすぎた代償を払って得た
ゆずることのできない私たちの信条なのです(平和祈念資料館 展示むすびのことば より)
あれから60年。平和祈念公園の式典広場でキャッチボールする少年。
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