亀田興毅を批判する人々が多い。関東の人々はかわまない。
しかし、関西人のＤＮＡを持つものは批判することは許されない。

なぜ、亀田を批判するのか？我々は大事な事を忘れているのではないか？

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我々、関西人は、物心付いた時から、ブラウン管の中の吉本新喜劇を見て育ってきたのではないか？
我々関西人のセンスは、父であり母である吉本新喜劇が与えてくれたものではないのか？

亀田興毅の世界戦を批判するのは、関西の文化である吉本新喜劇にツバする行為ではないのか？

我々は、忘れてはいないはずだ。池乃めだか師匠を。

彼の舞台での、ギャグやネタを忘れてはいないだろ！？

もし、忘れているのなら、思い出さなくてはならない。

●「ちっちゃな頃からちっちゃくて、15で背丈が止まったよ♪」（「ギザギザハートの子守歌」の節で）

●発作を起こして苦しむふりをして、心配そうに近づいた女性を両足で挟み込んで苦しませる。
「…かかりましたな？飛騨の山中に篭る事十余年、あみ出したるこの技、名づけてカニバサミ。
もがけばもがくほど身体にくい込むわ！どうや！？動けるもんなら動いてみぃ～！！」
（しかし、女性が立ち上がって、そのまま引きずっていく）

もう思い出したでしょう。そして、理解出来たでしょう。我々の過ちを！！


めだか師匠が、喧嘩でボコボコにやられた後、
（亀田が、１ラウンドでダウンし、その後も押されて試合が終わった後、）
めだか師匠が、「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」と言うギャク。
（亀田が、「シャー！！」と勝利を喜んだ事。）
亀田は、世界戦という舞台で、吉本新喜劇をしたのである。
ボクシングという真剣試合で、めだか師匠を演じたのである。

めだか師匠が、「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」といった後、どうするのか？
亀田が判定価値した瞬間、疑問、疑惑、怒り等を感じてる場合ではなかったのである。

関西人のＤＮＡをもっているものは、全員その場で、ずっこけなければならなかった。
それが、お約束というものであろう。それが、吉本新喜劇クォリティ。

あれを世界タイトル戦等となぜ思ってしまったのか？　
いや、見掛けは、世界タイトルマッチであったが、実は新喜劇だったと何故気付かないのか？

亀田は、我々がズッコケなかったせいで、見事にスベってしまったではないか。

我々は、亀田に謝罪せねばならない。その上で期待しなければならない。

年末大晦日の試合では、誰のマネをしてくれるのかと。

それは、チャーリー浜かもしれないし、島木譲二かもしれないし、間寛平かもしれない。

私は、個人的に、桑原和男のマネをしてほしいと思っている。