重要なのは、親が「聞き上手」になること。
大切なのは、「教えてもらう事」 さて、新しく入学した小学校。色々初めて経験するお子さんが学校の事を話してくれますか?
それとも、根掘り葉掘り聞きますか?
親が知らない子供の行動について、お話することは、親と子のコミュニケーションには最適です。
しかし、ちょっと一工夫するだけで、将来においてすごくいい事があるかもしれません。
学校であった事を教えてもらいましょう。それには、親御さんが聞き上手になることが必要です。
教えてもらう立場が重要です。大人にモノを教えるのですから、子供も積極的になりやすい可能性があるのです。
大人・子供に限らず、自分の知ってることを教えるのは非常に嬉しいことです。
よく、あんまし興味のない事を一生懸命自慢げに話す人いません?
人は、自分が詳しく知ってる事で他人が知らない事を話すのは、虚栄心が満たされるので積極的になるものです。
そして、理解出来ない事は推測で認識しないで、言葉に出して質問しましょう、教えてもらいましょう。
この繰り返しによって、子供は他人に理解しやすいように話す訓練ができます。
どういうことかと言うと、コミュニケーション能力が向上するのです。
もちろん、一週間や一ヶ月では身に付きません。でも、どうやったら解りやすく話せるのかを子供は無意識に努力していくでしょう。
具体的に教えてもらうことは色々ありますが、一例を挙げると、
お友達や先生の事。お子さんは家に帰って、親に色々と教えてあげる必要がある為、人間観察の目が養われます。
人をよく見るという事は、他人とのコミュニケーションが円滑になる可能性があります。
また、先生を子供の目を通じて見ることも出来ます。時々聞く先生の事は断片的な情報でしかありませんが、
毎日聞くと先生の人となりは、より理解しやすくなります。
授業の事。これは、復習にもなります。親に授業の内容を教える事で、無意識に復習しているのです。
お子さんの教えるスキルが発達したら、教科書を見せながら説明するようになるでしょう。(気付かれずにそう仕向けるのがベスト)
また、子供の教え方で先生の教え方の一端がわかる可能性があります。
喜怒哀楽があった時の事。嬉しいこと、ムカついた事を聞いたときに、何故そういう気持ちになったのかを聞きましょう。
そして、色々といっしょに考えましょう。これはすごく大事な事だと思いませんか?
等など、他にも色々あると思われます。
子供は、家に帰って親に色々と教えてあげるために、「これは帰ってから話そう」とか「これは、教えてあげなあかんな」
とか心に色々なことを意識的に刻もうとするでしょう。
ボ~と無意識に多感な時期を過すよりもよっぽどいいと思いませんか?
この記事で書いた「教えてもらうこと」は、毎日する必要があります。
一週間まとめて聞くならヤメタ方がましです。一週間前に事なんて、大人でも細かく覚えていません。
時間は、すくなくともよいのです。それぞれの事情があるのですから。
毎日することで、習慣になります。これが大事なのです。
習慣と言うことは、癖と言う事です。悪い癖は目立ち、なかなか直りませんが、
それと同様、良い習慣も一度付けてしまえば、なかなか崩壊しません。
がんばって3ヶ月続けて下さい。習慣や癖は、3ヶ月続けると身に付くそうです、良いことも悪いことも。
この時期に良い事を習慣化することは、相対的にとても楽でやりやすいです。
中学生になってからでは、なかなか難しいです。高校では無理。
ポイントは、
重要なのは、親が「聞き上手」になること。
大切なのは、「教えてもらう事」
この時期に、よい習慣を付けましょう!!PS:将来、子供は、親から距離を取ろうとします。特に男の子は。
その時に、こういう習慣を付けておくと、少しはマシなのではと思われます。