遅ればせながら、「ゲド苦戦記」を見に行って参りました。
私は、映画レビューも書けませんし、専門的な知識もないので、
評論はしませんし、出来ません。
ただ、すごく話題になっていたので、少しばかり感想文を書きたいなぁ~って思ってみるのです。
この映画を評価するのには、いくつかの軸があると思われる。
例えば、初めての監督作品にしてはどうか?とか
ジブリ映画としてはどうなのか?とか
元植木職人が作ったにしてはどうなのか?とか
しかしながら、元植木職人だからとか初めての映画とか言うのは、評価軸にならないと思う。
何故なら、私は「お金」を払って見てるのだから。
そして、ジブリ映画としてはどうかと言えば、今までのジブリとは一線を画するのは確かだった。
ジブリって言うのはファンタジーで、子供も大人も楽しめるってイメージなんだけど、
「ゲド苦戦記」は子供は楽しめないかもです。だって、小さい子供が「怖いよ~」って泣いてたし。
まぁ、それはともかくとして、感想はと言うと
世間で酷評されてる程、駄作でもないけれど、決して「おもしろい」ものでもなかった。
金を返せとも思わなかったけど、ほんと「まぁまぁ」な映画だったと思われ。
確かに、言いたいメッセージは伝わってくるけれど、それは「もののけ姫」のようなディープなものでなくて、
すごく単純でわかりやすい。その分、薄っぺらいとも思える。
言いたい事もわかるけど、それと映画の結末がうまくリンクしてるとも思わないし・・・・、
リンクしてない訳じゃないけど・・・・。
それと映画を通して、抑揚がないと言うか淡々としてると言うか、気分が乗るきっかけがないんだよね。
まぁ、それでも退屈はしなかったし・・・・・。
中庸というか凡庸なイメージの映画だった。
しかしながら、私がバカなのかもしれないけれど、なぜテルーがドラゴンに変身したのかは、
はっきり言って理解できない。
いっしょに見に行った友人に聞いたら、「それがデフォなんだ」と言われたorz
それが、ゴロちゃんクォリティなんだろうか・・・・・・。
そして一番印象に残ったのは、奴隷にされるのを助けてもらったのに、
恩人に対しお礼も言わずに罵倒するテルーのツンデレぶりだな。
あんなツンデレ見た時ねぇ~wwwwwww流石に龍だから、スタイルいいツンデレ娘のテルーさん!!追記:24のシーズン5がリリースされていて見てるんだけど、
はっきりって24の方がおもしろいと思った。
まぁ、単純なおもしろさと言う意味ではあるけれど・・・。
しかし、あちゃらのテレビ番組の方が、映画よりおもしろいという事は、
世間で言われてるように、ゲド苦戦記と言うのは、おもしろくないのかも知れない。
とも思った。しかし、今回の24はトミノのように、「皆殺しの歌」を歌ってるねぇ!!
見ていませんので、なんともいえないのですが、
戦闘シーンはないらしいですね。
監督さん、もしかしたら、気負いすぎ?
ファイット!監督さん