私がレンタルビデオ屋さんにdvdを借りに言った時、
たまたま「ホテル・ルワンダ」が目に止まった。
そして手にとって見た。数年前に話題になった映画って事は
すぐに思い出したんだが、借りるかどうか迷った。
仕事で疲れた頭には、ハリウッドのドンパチ映画の方が、
ぼーと集中して見れて、私的にはちょうどいい。
重いテーマの映画は疲れる・・・・・。
でも、借りてみた。とてもいい映画だった。
私としては、珍しく言いたい。見てみたらいいよ!!と。
ここのブログを中学生、高校生がみてるかどうかわからないけれども、
君たちこそ見るべきだ。大学生も見てね。
目をそむけるような残虐シーンなんて出てこないからね。
私達、大人が見ても1週間もしたら、色あせた記憶になるだろうけど、
成長過程の君たちは、記憶としてではなく、何らかの形で心に残っていく
可能性があるから。
でも、「人それぞれ」と言われるとそれまでだがwww
「人それぞれ」ってのは、斬鉄権のような言葉だ。
全てを断ち切れるwwwwww
しかし、私は、ちょっとがんがって借り手見てよかったと思える。
この映画の中で、欧米のジャーナリストが残虐シーンをカメラに
収め、それをニュースで流そうというシーンがある。
主人公が、この映像を世界中の人が見たら助けに来てくれると
ジャーナリストに礼を言うと、そのジャーナリストは言う
「あぁ、怖い」と言って、ディナーを続けるだけだよ。」
と苦渋に満ちた表情で言うのである。少なくとも、私はそのまま夕食を続けるにしても、
その後、ネットやなにかで、知る努力はしたい。
知らなければ、行動にも移せない。
行動に移す移さないは別して、知らなければ何も始まらない。
この映画を見て、目先のトレンドよりも大事な事が
いぱーいあるんだろうなと思った。例えば・・・・、
柳沢大臣の「女性は子を生むダッチワイフ発言」で、
騒いでる香具師がアホォに見えてきた。
基本的に、国務大臣の発言としては、
シンジラレナーイ事だと思うし、言ってはいけなかった言葉だと思う。
多分、怒ってるのは、女性がほとんどだろう。
なんで、怒るのかと言うと、自分がバカにされたからで。
だから、怒ってるにすぎないんじゃないの?
だって、自分の事をバカにされたから怒るのであって、
そういう人は、世界の理不尽については怒らないの?
年寄りの政治家が口を滑らした発言よりも、
もっと人として、大事な事が他にあると思う。
ってか、子育て出来ない社会(ryって言う人がいるけれど、
その社会って、誰が作ってきたんだよ?
勝手に、誰かが作ってきたん?
中学生用の公民の教科書から勉強し直そうと思うorz
昔、アフリカのケニアに旅した時、知り合った子が言っていた。「僕は隣の国から逃げてきたんだ」と。
バブルの当時、内戦とはどういうものかイマイチ理解できなかった。今も分かってないかもしれない。
でも、自分の国を捨ててまで逃げざるを得なかった彼の気持ちが少しでも映画を通して理解できるかもしれないね。
いい映画紹介ありがとうございます。