3月下旬から発売された資生堂の新ヘアケアブランド「TSUBAKI」が好調だ。
発売から1ヶ月で40億円を売上、シャンプー・リンスの業界シェアを12%獲得。一躍トップシェアを獲得した。
その快進撃を支えたのが、企画段階から素材や香り、
容器に至る全てのプロダクトの開発に拘わってきたブランドマネージャーの石川由紀子さんだ。
つばきは資生堂のシンボルだが、この素材を用いた製品はなかったという。
このつばき油配合の新ブランドの成功不成功は、ある意味では資生堂全体のブランドにも大きく影響する。
背負う看板の重さ、重責だったに違いない。これまでの豊富な経験と、やはり最後はお客様の天の声、
競合他社の製品と較べて満足の出る調査結果まで、試行錯誤、粘りに粘った。その大輪が今、咲こうとしている。
黒髪につばき油、日本の伝統的なイメージマッチングを現代に蘇らせた。「ヒット学的」に言うと、
ヒット要因キーワード「差別化ユニーク」。差別化がありながら、そのつばきのイメージングは本質的にヘアケア商品となじむ。
徹底的な調査と商品改良は、ヒット要因キーワード「だまさない」の極致。
商品の確かさと資生堂のブランドの信用も見事に重なる。資生堂ブランドのメインキャラクター「ツバキ」を、
ある意味では逆手に取ったヒット要因キーワード「発想転換力」も光る。
石川さんのの強い意志。これが、それらのヒット要因キーワードの接着剤となった。(日経新聞「旬の人」から)
なんか、売れた原因が色々と書かれているが、イマイチ理解出来ない。
後付のマーケティングを商売にしてる香具師が、適当に解析してる感じだな。
だいたい、「つばき」なんて、私の死んだ祖母が使ってたよ。別段目新しいもんでもない。
流行のサプリや聞きなれない植物由来の成分やあるあるで取り上げられる成分をを配合したものなら、
説得力ある説明が出来たのだろうな。
さて、製品云々だけ語ってるいるが、何十億(約50億)も突っ込んだCMのことには触れていない。
上原多香子、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子、観月ありさを使ったら、そりゃ金かかるわな。
上原多香子 23歳 独身竹内結子 26歳 既婚田中麗奈26歳 独身仲間由紀恵 26歳 独身広末涼子 25歳 ×1 独身観月ありさ 29歳 独身既婚者、独身、×1 23歳~29歳の女性を狙ってのキャスティングだろ。
そこにターゲット絞って、販促掛けただけの話だろ。
製品がよい悪いとかではなく、釣られたんじゃないの?
まぁ、そんなことはどうでもいいんだけどさ~、マーケティングなんかに興味ないし。
ただ、伝統的な事を未だに続けている化粧品会社が、そのコーポレートシンボルの椿
を使った時なかったというのが、おもしろかっただけ。
化粧品会社が、春に一斉に新商品を出してCMなどに巨額の金を突っ込むのは、古い考えなのよ。
昔は、女性の大学進学率が低くて、女学校を出たら就職。
その女学校では、人前に化粧なしで出ることを不良と指導した。
今の学校とは正反対の考え方。
で、就職時に化粧品を買う。その時期が春。だから、春が正念場ってな図式。
しかし、少子化で就職時の人口を狙うよりも、その他の女性の方が、シェアはある。
でも、昔ながらの流れに固執してるのが、化粧品メーカーなのね。だから伝統的。
ってか、女学校の話とか、私って、いくつやねん!!
(TUBAKIレポ、ボリュームで稼ぐために20ページ近いレポにしましたが<オイ)
今度ぜひ分析お手伝いください。
ご紹介いただいた記事は知らなかったけど、
あいかわらず担当者売り込みやってるようじゃダメだな。
今は完全にユーザー主役の時代っす。ユーザー広報をめざすべき。
資生堂も自社商品に関するブログ記事分析でもすればいいのに。
(てか、 TUBAKIの商品寿命、要チェイスっす。
資生堂ってダメブランド消すのだけは超うまい。
&数字マジックで、発売後時系列で1年で月平均にしなくては。
新発売時に売れるのはナショナルブランドの場合、ある意味当然。)
あ、好きなジャンルだと語りすぎー。またまたスマソ。
で、かりそめの客様っていくつなん?
追記:このCMの結子ちゃん、あんまり彼女らしくないくってヤだ。