さて、必死すぎる子育てをしているとしんどくないですか？辛くないですか？
育児ノイローゼになる方も世の中にはおられる。

そんな方々は得てして、「失敗」ばかりを気にして固執する傾向にあるのではないでしょうか？
だからと言って、本当に失敗かどうかも自分の判断でしかない。
横に子育ての先生がいて、○や×を付けて採点してくれる訳でもない。
答えのない問題を解いてる状態が、難しさに拍車をかける。

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しかし、それは間違った前提に立ってるオバカな考えだと思われます。

子供を育てるのに、マニュアルはありません。
なぜなら、量産品を取り扱ってる訳ではないからです。
子供は一人一人違います。個性があるからです。
また、同年齢でもこの時期は成長の速度の差が大きいです。
個人差もありますし、男女差もあります。（女子の方が発達速度は速い）
言葉を覚えるのも個人差があるでしょう？

それに、子育ての答えと言う物はすぐには出ません。数学の問題ではないですし、
決まった答えがある訳でもないのです。

しかし、必死になって子育てをしている親御さんは、すぐに答えを出したがり、間違っていたと勘違いして、
深く悩む傾向にあるのではないでしょうか？
悩む原因の究極は、１００点満点を目指しているからでしょう！！
何故、完璧でなければいけないのか？

何度も言うようですが、決まった答えはないですし、すぐに答えは出ません。

もし、数学のように考えておられるなら、こう考えたらいかがでしょうか？
一人一人個性がある子供を育てるという事は、とてもとても難しい事です。

はっきり言って、東大の２次試験よりも難しいのです。
あなたは、今、東大の２次試験よりも難しい問題に関して、１００点を取ろうとしているのです。

出来る？　普通は出来ないでしょう？　でも、それを目指してられる？←矛盾

中間/期末テストなら、いや、小学生の小テストなら、１００点を目指す人はいるでしょうが、
受検で１００点目指す人は少ないのでは？　普通、合格を目指すでしょう？

だいたいが、６，７割で合格圏内です。

そして、東大２次よりも難しい問題に取り組まねばならないあなたが、目指すのは、５割でいいんじゃねぇ？

っていうか５割正解したら上出来なんですよ、子育てなんて。

だから、５０点を目指して下さい。１００点満点でなく、合格点を狙いましょう！！
そして、これは多分ですけど、子育ての答えと言うのは、
子供が、成人して、結婚して、子供を生み親になった時、あなた方の苦労を本当の意味で洞察できる。
これが、最終的にでる１００点満点だと私は思います。

それと完璧を目指す親を見て育つと子供も完璧でなければならないと思うようになり、
挫折しやすい性格になるそうです。失敗しても笑い飛ばすような親を見て育つと
挫折を深刻に考えない傾向があるそうです。
お子さんに、「おかん、あかんやん」って言われるくらいの方がいいかと・・・。

注：育児と言うのは、乳幼児に対して使われる言葉ですが、この記事では少し拡大解釈しています。
　　だから、突っ込まないで。突っ込むなら、優しくネ、ウフン！！