昨年、youtubeを買収したグーグル。色々なサービスを無料で
提供してくれる。もちろんボランティアじゃないから、
広告収入で運営されている。
ネット上では、有料でサービスを提供してる所もある。
ユーザーにとっては、無料の方がいい訳だけれども、
それはおいて置いて・・・・。
無料でユーザーを多く集めて、広告で収入を得たり、
昔ながらのお金と引き換えに、サービスを提供したりする
ビジネスモデル。
テレビも、NHK以外は、ＣＭという広告で、
我々は無料で視聴出来る。
ラジオも同様。
ただ、山崎邦正の数少ないレギュラーの一つである
インターネットラジオは有料みたいだがｗｗｗ
ここで、ふと思った事がある。新聞や雑誌は、お金を払ってるのにも関らず、広告もある。
なんでー？なんか、おかしくねぇ？よくよく考えると。
テレビの時代からそうだったのだけれども、
ネットの時代になって、もはや新聞に速報性はない。
ヤラセや主義主張の濃い記事も多い。
まぁ、それでも新聞は、まだ役立つ情報を少しは与えてくれる。
けれど、雑誌。特に情報誌とか・・・。
これは、もう意味がない。
あるラーメン屋が、去年の夏ごろにオープンしたのね。
それを、使いまわしのように各雑誌が取り上げた。
繁華街に店舗があるから、すごい話題になったんだと思う。
秋くらいまで、前を通ると、待ってるお客が列を作ってた。
で、今・・。ガラガラだ。外から店内見ても客いない。
行った人間に聞いてみると、クソまずかったそうだ。
ネット掲示板より質の悪い情報を垂れ流す雑誌ｗｗｗ
新製品の情報もいい事しか書かない。広告主との絡みがあるから。
例えば、車関係の雑誌。一番広告料が高いのは、裏表紙だ。
そこのメーカーや車種については、悪口は書けない。
どんな優秀な書き手でも・・・、だって採用されないだろｗｗｗ
新製品の情報なら、某掲示板の該当スレを見たほうがいい。
多くの意見が集約されてるから。
所詮、どんな優秀な書き手であっても、
それは主観的なものでしかないし、使い手の環境は様々だから、
雑誌のレビューなんて 実は、あんまし意味のない情報だ。嘘も多いし。
こう考えると、雑誌そのものに意味がない。
意味がないのに、ユーザーと広告主から金を二度取りしてる。
雑誌によったら、記事より広告の方が多いのもあるしｗｗｗ
例えば、誰かのヌードが掲載された雑誌でも、その画像は
その日のうちにネット上に乱舞する。
立ち読みでも見れない袋とじの中までもｗｗｗ
なんで、奴らは、ユーザーと広告主から金を取ると言う
ビジネスモデルを引きづるんだ？
教えて○○な人？
あれか、ハイブリッドなビジネスモデルとか言うのかい？
ってか、そんなビジネスモデルでしかやっていけないなら、
淘汰されろよ！→紙の無駄使いが無くなる→エコロジー
実際、昨年、書籍の売り上げは前年比で伸びている。
ただ、雑誌の売り上げは、下がっている。
雑誌の売り上げによって出版社の売り上げも増えるタイプと、
雑誌の売り上げが出版社のものにならないタイプです。
後者はコミック誌や一部の情報誌です。
かつて集英社の人から聞いた話を書きます。
一時期、少年ジャンプが異常なほどの人気で、発行部数が
７００万部を越えたときがありました。
ところが、ジャンプは広告収入だけで成り立っており、２００円程度のジャンプの雑誌代は、すべて書店・コンビニ・キオスクなどの収入になり、出版社のものにはならないのです。
つまり、広告収入は限られているのに、部数が増えれば増えるほど印刷代（コスト）がかかり、集英社の利益が少なくなるのです。かといって、まったく売れなければ広告主が広告を出してくれなくなるので、そこそこ売れるのが出版社にとっては一番いいのです。
そこで、集英社はわざとつまらない新連載のマンガを増やして、発行部数を減らしにかかったことがありました。
他のマガジンやサンデーなどのコミック誌、リクルートが発行している雑誌（カーセンサー、ビーイング、ふぉれんと等）は、ジャンプと同じパターンです。
雑誌の代金はすべて販売した店の収入で、出版社は広告による収入のみなのです。
リクルートの場合、あんなものは雑誌とは呼べず、広告のカタログだと僕は思っています。買ってくれる読者が減れば、広告主は読者からの反響が少なくなり、広告出稿をためらいます。
リクルートの雑誌の場合は中古車店・求人広告を出した企業・不動産屋が広告主ですから、すべて読者からのダイレクトな反響に期待して広告を出しています。（もちろん他の業種の広告主も反響に期待して広告出稿しますが、直接、読者が問い合わせることは少ないですから）
そこで、雑誌が売れなくて困ったリクルートはＲ２５だのタウンワークだのとフリーペーパーをやたらと発行し始めたのです。
無料の雑誌なら、みんな手にとって見てくれるだろうと。
以上のことから、コミック誌や情報誌に関しては、ユーザーと広告主から金を取るのも、いたしかたないと思います。
他のタイプの雑誌については、ほとんどが編集プロダクションに下請けでやらせていますから、プロダクションやフリーライター、カメラマン、スタイリストに金を払わないといけないし、自分たちの高すぎる給料のためにも、そこそこの金額を雑誌代としてつけるしかないのでしょう。
大手の出版社の給料はテレビ局並みの高すぎる水準ですから。
また、多くの出版社で書籍編集部はエリートで、雑誌編集部は軽んじられる傾向にあります。書籍の売り上げのほうが大きいですからね。
新聞社もおそらく同じような感じではないかと推測されます。
新聞の代金は新聞配達をする専売所のものではないかと。
新聞社本体は広告収入で食っており、専売所が定期購読する家庭をゲットしたら、さらにこほうびを与えているのではないかと。
新聞の定期購読料だけでは、新聞配達をしている人たちの給料を専売所が払えるとは思えませんから。
長文になってしまい、失礼しました。