昭和40年代までは、豆腐屋さんがラッパを
吹きながら豆腐を売り歩いていました。
ラッパの音を聞いたお母さんたちは、
手鍋を片手に豆腐を買いに出かけたものです。
「トー、フー」という豆腐屋さんのラッパの音は、
ラーメン屋さんのチャルメラの響きと異なり、
音階が二つしかなく、単調な響きですけれど、
聞けば豆腐の香りがしてくるような、美味しい音色です。

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豆腐と言えば、スーパーでパッケージで販売されてるモノ
って想像する人がほとんどで、豆腐売りのおじさんなんて
今の若い人は、知らないでしょう。
けれど、昔の人は、豆腐そのものを売りに来て、
豆腐そのものを買っていたのです。

さて、パッケージ販売と言えば、ＣＤやＤＶＤで販売されている
音楽や映画。けれど、実は、キラキラ光る円盤を買っているのではなくて、
その中に入ってる音楽や映画を買っている訳ですよね、よね？

音楽や映像と言うデータが重要な訳。

特に映像は大量のデータ量になるから、ブルーレイだとか
ＨＤＤＶＤだとかの次世代のたくさん入る入れ物が、
注目され、そして対立している。

豆腐は、確かに現実的、物理的に質量があるものだし、
なにかしらの入れ物が必要だし、豆腐だけ送れない。

けれど、音楽や映画というデータは、ネットが高速化されて
大量のデータを送受信できる時代に来ている。

昔の豆腐売りと同じで、中身を売買するインフラは完成しつつある。



そういう状況の中、映像よりデータ量の少ない音楽は
ネットを利用した配信にシフトしつつある。
２００６年の世界のデジタル音楽売り上げは約２０億ドル。
前年比２倍。全ての音楽売り上げの１割を占めるようになった。

違法コピーにビビってネット配信に後ろ向きだった映画会社も考えを変えてきた。
２０世紀ＦＯＸ、ユニバーサル、ワーナーは、海賊版、違法コピーの本髄である
ファイル交換ソフトの技術を使って、映画を配信し始めた。

アメリカのネットフリックスって言うＤＶＤレンタルの大手の会社があるんだけれど、
そこもネット配信を始める。

ユーザーがいつでも好きな時間にコンテンツを購入出来て、
企業側も在庫を持たなくてすむ。不良在庫が正味なくなる。
レンタルなら、理想的な商品回転率を得ることになる。

だいたいが、あのビル・ゲイツでさえも
３年後に動画のネット配信が主流と言ってる程だ。

あのディズニー社のＣＥＯでさえ、「ネット配信が当然の流れ」
とさえ言っている。

「パッケージから、ネット配信へ」

こういう状況で、日本の企業は、ブルーレイだとか
ＨＤＤＶＤだとかと騒いで、規格争いだｗ
こういう無駄な自己利益の為の争いをしてる中に、世界は
違う方向でさらに進歩してきている。

家電企業は、もうだめぽｗｗｗ

日本の家電企業は、スティーブ・ジョブスに
確実に出し抜かれ、叩き潰されてるのを気付いてるか？

ウォークマンとい名前を死語にし、ｉｐｏｄを
携帯プレーヤーの代名詞にしたアップル社。

それは、音楽のネット配信ではなかったのか？

そのアップル社の音楽データの次の目標は、
自然な流れで、だれでも解る映像データだよね。よね？

そのアップルは、アップルＴＶを発表したよね。よね？

アップルＣＥＯのスティーブ・ジョブスは、アップルＴＶを
「２１世紀のＤＶＤプレーヤー」って言ってるのよ。
それは次世代ＤＶＤプレーヤーってコトだよね。よね？

ブルーレイやＨＤＤＶＤじゃなくてｗｗｗ

実は、ディズニーの筆頭株主って誰かしってるかな。かな？

アップルＣＥＯのスティーブ・ジョブス氏なんだよね。

日本勢がもたもた内ゲバしてる間に、動画でも
アップル独走～かな。かな？

日本おわたｗｗｗ


日本の家電メーカーが、必死になってる高画質のメディアや
プレーヤーやテレビって本当に必要なんだろうか？
と言う事を次回に書いてみたいと思います。


参照：デジタル‘ｓ　/　デジタルが流れる頃に